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March 09, 2005

ネットは放送と融合するのか、それとも飲み込むのか?

3月3日にホリエモンが「インターネットが5~10年でメディアの主役になる」と発言したので、日枝が「テレビがネットにのみ込まれることは絶対にない」と起こっている場面がよくテレビで流れたりする。どうやってインターネットがテレビを飲み込むのかを今回考えてみる。

まずインターネットがもたらしたものとは何かを考えてみたい。それはリアルタイムの情報やサーチコストを下げたことなどがある。だが今回は参入障壁を下げたことに着目する。参入障壁を下げたとは具体例として、アップルがiPodを通じて音楽の分野に手を出したことなどが挙げられる。アップルがネットを介してiPodを使って音楽業界を開拓したのだ。このようにネットを介することによって既存の分野以外にも進出しやすくなったと言われる。そのため、あと5~10年もすればネットを介して多くの企業活動が行われる日が来てもおかしくはないと思う。

そして今回はホリエモンが言っているネットとテレビの接点とはやはりデジタル双方向通信ではないだろうか。海外ではテレビでその視聴者のニーズに合った配信が出来るらしい。特にスポーツ中継などで重宝される機能なのだそうだ。ホリエモンが以前WBSでリアルタイムアンケートをやっていたが、視聴者参加型の番組を作ることが可能になると言っていた。そして、ホリエモンはもう実現できた技術なのだからこれらの機能が5~10年後には一般に普及するぞと言っていたように思う。

ここで本題に戻って、ネットがテレビを飲み込むのかを考えたい。双方向通信によりネットがテレビを飲み込んでいると言えるのか?飲み込んでいると言うよりは、共生しているだけのようにも見える。双方向通信が当たり前になったとき、ネットが「メディアの主役」と呼べるのかどうかも私にはわからない。また上記のようにネットを介した企業活動が増えると予測されるので、今まで以上にインターネットの役割が大きくなっていくことを否定できない。

では、何故こんなにも問題になってしまったのだろう。それはやはりホリエモンの言い方もさることながら、日枝の解釈が悪意に満ちていたと思う。誰も飲み込むとまで言っていないのではないだろうか?ホリエモンは当初「インターネットと放送の融合」と謳っていた。日枝よ、融合とは一方がもう一方を飲み込むことなのだろうか?飲み込むと言うのは、融合ではなく吸収を意味すると思う。融合であればどちらが欠けても融合にはならないので、共生するというニュアンスがあると思う。ホリエモンも双方向通信によりネットがテレビと共生することので、既存のメディアを凌ぐテレビにとっての無二のパートナーになるとかを明言すればよかったのではなかろうか…。いや今からでも言わないよりはマシである。これからメディアに出て、このことをガンガン説明していくべきであると私は思う。

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