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April 13, 2005

ライブドア、ニッポン放送全株をフジテレビに売却

ニッポン放送 <4660> 買収を巡ってフジテレビ <4676> と和解交渉を進めているライブドア <4753> が、ニッポン放送株の全株売却の方向で交渉を進めていることが13日、判明した。

ライブドアドアは当初、重要事項に拒否権を発動できる発行株式の3分の1を手元に残した形で、残りの株式をフジテレビに売却することを提案していたが、その後の交渉でフジテレビ側がライブドアが保有する全株を取得することを主張。ライブドアはフジテレビの主張に譲渡する形で和解交渉はライブドアが保有するニッポン放送株全株の譲渡とその譲渡価格にその焦点が移ってきている。

ライブドア関係者によるとライブドアのニッポン放送株の平均取得価額は6285円。対してフジテレビには6500円での買取を求めているもようだ。

(出典:Yahoo!ニュース(テクノバーン) - 4月13日20時15分更新)
ライブドアがフジテレビとの和解をしようとしているようだが、やはりニッポン放送株のやりとりが問題なようだ。フジテレビがライブドアの保有するニッポン放送株の全株式を売却することを求めているらしいので、フジテレビのほうが交渉力は上なようだ。ライブドアが6500円を提示しているが、フジテレビがこれに応じる理由があるのだろうか。それにしてもライブドアの平均取得価格は思っていたよりも高い。市場の憶測では6050円とかだったような気がする。あの後も随分取得したから平均取得額も高くなったのだろうか…。
市場価格よりも1割近く高い価格である。そのためフジテレビはニッポン放送株をライブドアより取得する際に、何と言ってフジテレビの株主に説明していくのだろうか。ちょっと楽しみなところでもある。
とりあえず、今回の件でライブドアはやはりグリーンメーラーだったということでいいのだろうか。これにより、今回のニッポン放送株争奪戦も結局はマネーゲームだったということになった。ニッポン放送株争奪戦において、ホリエモン、村上氏の両氏はあれこれ奔走していたが、彼らの掲げた大義名分は「株主利益」だったように記憶している。さてさて、今回の騒動は本当に株主利益にはつながったのだろうか?

次に、仮にフジテレビがニッポン放送株を6500円で取得すると言うことになるとどういうことが起こるかを考える。ニッポン放送株はライブドアとフジテレビの両社の保有率の合計が80%超えているので上場廃止になるらしいが、果たして6500円もの価値があるのだろうか?最近は上場リスクを恐れた投資家達のおかげでニッポン放送の株価は下落し続けていた。それを考えると、ニッポン放送株は6000円の価値があるのかさえあやしいと思う。現在そんなにニッポン放送株はどれほどの価値があるのだろうか。

最後に、ニッポン放送がソフトバンクインベストメント(以後、SBI)に貸し出したフジテレビ株とかはどうするのだろうかが気になった。ライブドアがフジテレビ本体に買収を仕掛けるのではないかという懸念を払拭するために、SBIにニッポン放送が保有するフジテレビ株を貸し出したのだと聞く。そうすると、ライブドアによる買収の懸念がなくなってきたが、どのようにしていくつもりなのだろうか?5年という長期の貸し出しを行うのでニッポン放送の経営陣の経営責任が問われそうな事態になっているが、すぐに返してもらえるのであれば、問われはするだろうが、経営責任はずいぶん軽くなるのではないかと思う。しかし、SBIに返還を求める権利はないのでややこしい気がする。だがここでSBIがニッポン放送に返還すると、ソフトバンク本体が文句を言わないだろうか?どちらにしても、SBIがフジテレビ株を返却する理由がない気がする。

さて、今日も仕事で疲れきっているのでココまでにしよう…。

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April 11, 2005

焼酎と物語消費

今日は友人と昼飯を食べながら、どこかにおいしい話はないものかというくだらない話をしていた。すると友人が「地酒ブームに乗っかって、地元の地酒をオークションに出して数倍の価格で売りつける人達がいる」という話を聞いた。
私は日本酒や焼酎は飲まないのでそれほど地酒ブームが今すごいのかどうかさえも正直良くわからない。しかも日本酒や焼酎の銘柄とその値段も全然知らないのでオークションで検索しても状況が良くわからない。

しかし焼酎などに関しては、「クラシックを聞かせて寝かせた」とか書くと売れるらしい。そんなことして本当に意味あるのか、本当にクラシックは聞かせてたのかとか疑問ではある。しかし、クラシックを聞かせたという物語を焼酎に持たせる高値で結構売れるらしい。いわゆる、物語消費という呼ばれるものである。

物語消費は大塚英志が『物語消費論』で言ったのだそうだ。何でも、物語消費とは「個々の商品の背後には大きな物語がある」のでそれを消費するということらしい。例としては、ガンダムやエヴァンゲリオンなどの世界観を堪能するものが挙げられる。しかし、焼酎のクラシックを聞かせたなどは世界観の消費と言うのはあまりに言い過ぎであるとは思う。しかし、焼酎に付随した小さな物語を消費することは受けているようだ。

物語消費とは世界観を消費すると言うのは話によると結構意味が広い。以前人に聞いた話によると、物語消費はその商品の歴史などもまた消費することも指すらしい。例えば、投資をする際などにその会社の沿革などを調べたりするが、それもまた物語り消費なのだそうだ。またテレビを見ていたらライブドアのHPのアクセス数が伸びているらしいが、一番見られているのはライブドアの会社概要である。これもまた物語消費に該当すると思う。さらに、1つの店で何でも出来てしまうワンストップショッピングなども物語消費に該当するかもしれない。そのワンストップショッピングが出来る店まるごと消費しているのだから…。

あまりにも範囲が広すぎて、何かもうわけわからない。もう全部が物語消費なのでないかなどと考えたが、それもどうも違うのだそうだ。利益額だけなど会社の知りたい部分だけを調べることなどは物語り消費には該当しないからだ。つまりその商品全体を消費するのではなくて一部分だけを消費する方法があるのだ。

今日はもう疲れたのでココまでにしよう…。続きは次回に書くことにしよう…。

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April 04, 2005

東宝、フジテレビ株取得

東宝 <9602> が市場外相対取引でフジテレビ <4676> 株式3万6496株を取得し、フジの発行済み株式総数の7.19%を保有した。またソフトバンク・インベストメント <8473> がニッポン放送 <4660> の子会社ポニーキャニオンの増資の引き受けを検討しているらしい。

東宝がフジ株を7%も取得していた。そういえば、フジテレビは以前50社以上の会社に安定株主工作のためにフジテレビ株を購入するように要請を出していた。東宝はフジテレビのあの要請に応えたのだろうか…。それならば、きっと随分高い株価で購入していたことだろう。株主総会も数ヵ月後にあるが、東宝は投資家にきちんと説明できるのだろうか。実はライブドアからフジテレビを救う東宝はホワイトナイトだったりするのだろうか…。冗談はさておき、とにかく、ライブドアの嫌われぶりはご健在なようだ。

話は変わるが、先日『アビエイター』を見てきた。ちなみにaviatorとは飛行家のことだ。レオナルド・ディカプリが演じる主人公が、会社の金を使い込んで娯楽のために映画をつくったり、飛行機会社を買収して自ら世界一周をしたり、ワイロで軍に販路を拡大したりする変な映画だった。だが、主人公が自らの夢の実現のために企業を買収したりして、強引な手法も辞さないというのが、私にはホリエモンとダブって見えてきて面白かった。自分の会社の身の丈より大きなプロジェクトを遂行しようと言うのも、ホリエモンとダブって見えた。またそんな社長の夢(わがまま)に振り回される社員たちも描かれていたが、ライブドア社員の場合はどうなのだろうか?

明日の準備のため、今日はココまでにしておこう。

更新

しばらく忙しくて更新さえ出来ないときでも、たくさんの人のアクセスがあり、本当にうれしく思います。これからもっともっと忙しくなっていくんですけどね…。こんな状況で、更新できるのだろうか。
それとライブドア関連については、仕入れるネタの頻度も質も落ちてきていますね。北尾氏の出現でネタの漁獲量は激減しました。これは日本にとっては良い影響なのでしょうか?

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